としをの悠々ライフ

「楽しく仕事 マジメに遊ぶ」フリーランスの日常

過信の罠【よろず中小企業診断士日記24-4】

20年前に独立開業して以来、風邪をひくこともなく、健康に過ごしてきた私ですが

 

先日、ついに風邪でダウン(>_<)

 

仕事3件とゴルフ1件をキャンセルし、丸2日間寝込んでしまいました。

ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ありませんでした <(_ _)>

 

 

22年前、まだ会社員だった頃、風邪をひいて3日間寝込んだことがあります。

実はこの事が、独立開業を早めるキッカケになったのです。

 

さらに遡って、20歳代から30歳代前半まで、私は病院向け営業をしていました。仕事柄、風邪をもらうことが多かったのですが、休まず仕事をしていました。

 

40度近い高熱でも、訪問する病院で点滴を打ってもらいながら、営業していました。

 

もちろん、昭和の時代の話です(^^;)

 

若いからできたのですよね。でも22年前、風邪をひいて3日間寝込んだことで、「もう若くない」ことを自覚します。

 

独立開業直後は、相当苦労することを覚悟していました。だから、少しでも体力のあるうちに始めなければならない。

 

当初、あと10年くらい勤めて、早期退職優遇制度を使い、ある程度資金的余裕をもって独立開業を考えていた私に、強く背中を押す出来事でした。

 

そしてその2年後、無謀にも会社を飛び出し、独立開業に至ったのです。

 

以来、風邪には細心の注意を払ってきました。特に研修講師の仕事は穴をあけることができない。穴をあけてしまったら確実にジ・エンドです。

 

だから、這ってでも登壇する覚悟で仕事を請けます。

 

 

そんな生活が20年続き、周囲でコロナが蔓延する中でも、私には全く無縁。ゴルフ年間100ラウンドを継続し、体力も人並み以上にある。

その結果、自分の中で得体のしれない確信が生まれていました。

 

私は風邪をひかない

 

この度、その「確信」が「過信」であったことを思い知らされた次第です

 

正月明け、急激に仕事が増えて疲れがたまっていたのだろう

歳を重ねて自分が思っている以上に体力は低下しているのだろう

 

何事においても、謙虚さを欠いてはいけない。自分自身を冷静に見つめて、細心の注意を払わなければならない。独立開業時の頃のように。

 

「過信」を「自信」に変えるために